【フランス】ジュラ地方・ヴァン・ジョーヌ/ヴァンド・パイユとは
こんにちは(^^)/
今回はジュラ・サヴォワ地方です!
まず、場所!↓↓↓
ジュラ地方
【栽培面積】0.3万ha(60%がAOCワインの栽培面積)2016年
【年間生産量】9.3万hL(主に白ワイン73%)2016年
【気候】半大陸性気候
・ブルゴーニュ地方の東側に広がる産地。
・赤ロゼ白のほかに特殊な醸造法をするVin Jauneヴァン・ジョーヌ=黄ワインや、Vin de Pailleヴァン・ド・パイユ=藁ワインも造られている。←最後で説明します(^^)
・ジュラ地方北東部に位置するアルボワは‘細菌学の父‘とも呼ばれるルイ・パストゥールの出身地。
こんな人↓↓↓
・フランス内で最も規模が小さいがビオロジック栽培=(有機肥料を使用する有機農法のこと。)が約15%行われている。
【白ブドウ】
Savagninサヴァニャン=Natureナチュレ
シャルドネ=Melon d`Arboisムロン・ダルボワ
【黒ブドウ】
プールサール、トゥルソー、
ピノ・ノワール=Gros Noirienグロ・ノワリアン
・Arboisアルボワ 赤ロゼ白黄藁
・Arbois Pupillinアルボワ・ピュピヤン 赤ロゼ白黄藁
・Cotes du Juraコート・ド・ジュラ 赤ロゼ白黄藁
・L`Etoileレトロワール 白黄藁
・Chatesu-Chalonシャトー・シャロン 黄 ←Vin Jauneのみ!!
・Cremant du Juraクレマン・デュ・ジュラ ロゼ白(発泡)
※澱とともに9か月以上熟成
・Macvin du Juraマクヴァン・デュ・ジュラ 赤ロゼ白(甘)※VDL
VIn Laune(ヴァン・ジョーヌ)黄ワインとは
・樽のワインを満量入れず、量を少なくし、熟成させるため、ワインの表面に産膜酵母による膜が形成される。その膜のおかげで酸化が進むのを防げる。
・ソトロンという芳香成分によりアーモンドやヘーゼルナッツのようなフレーバーが生じる。
【品種】
サヴァニャン=ナチュレ100%
【熟成期間】
収穫翌年から6年目の12/15までオーク樽で熟成。
うち、60か月以上産膜酵母の下で熟成。
【禁止事項】
熟成中のOuillageウイヤージュ(目減り分の補充)Soutirageスーティラージュ(澱引き)は禁止
【ボトル】 クラヴラン620㎖こんな感じ↓↓↓
Vin de Paille(ヴァンド・パイユ)藁ワイン
尾摘みのブドウを藁の上や風通しの良い場所に置き(ブドウの糖度を上げるため。最低6週間)、干しブドウ化=Passerillageパスリヤージュさせて造る甘口ワインのこと。
【品種】ソーヴィニオン、シャルドネ、プールサール、トゥルソー
【熟成期間】収穫から3年目の11/15まで(うち、樽熟成18か月以上)
【ボトル】Potsポ 375㎖(Demi Clavelinドゥミ・クラヴランとも呼ばれる)
こんなやつ↓↓↓